2011年9月30日金曜日

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night Eの感想

1日目E枠の感想です。P名、タグで検索して出てきた一番古い作品の年月、お題、あれば単品を記載していきます。

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night E


公開日の最初を飾るA枠と、〆を務めるE枠はいつもさすが、という作品が揃いますね。

1C-1
ぷっつんP
08/12
お題:響 祭

我那覇響、16歳。ふる里は沖縄。今は遠く離れて東京の下。望郷の念がないわけじゃない。大事な家族がいるから。それでも一人ぼっちじゃない。ここには楽しい仲間がいて、そして毎日がお祭りだから。





  




 

わずか二分に響の想いがつまっています。故郷を離れて一人暮らししてる人には感じるものがあるんじゃないかな。

この作品には自作のオーバーマスターのシーンがあります。この日記を書いている9/30日には公式のオーバーマスターが配信されています。短いシーンですが比較してみると楽しいかもしれません。










 

1C-2
NormalP
09/12
お題:やよい 選


ζ 'ヮ')ζ<どっちが好きなの?【KAKU-tail6】


かわええ。セクシーなやよいとキュートなやよいのどっちを選ぶの?という作品。コメントは「どっちもだ」ばっかりでした。うん、そうだね。

セクシーな高槻やよいさん
キュートな高槻やよいさん



















 




「iM@S KAKU-tail Party 6」 Information #04から類推するとこの作品も無料ソフトだけで作られてるのかな?だとすると、ツールよりセンスだなあ、というわたしの意見がますます強化されるのでした。

1C-3
Red12yenP
11/06
お題:雪歩 涙

初日大ラス前は新進気鋭のRed12yenP。MMD作品を作られる方です。これはちょっとスクリーンショットなし。適当なところのスクリーンショット撮ってもこの作品のよさは伝わらないし、ベストショットを残すのは趣にかけるので。

生きていると色々涙をこぼすこともあると思います。悲しかったり、うれしかったり。

ずるいな、と思わなくもないですけど、じんわりと染みるいい作品でした。うん、これはずるいよ。

1C-4
えびP
07/12
お題:春香 線

アイドルマスター】“BORDERLINE”PV【春香】


舞台がチェルノブイリなので、おそらく2011年に起きた福島の原発事故をテーマにした作品だと思います。スローなモーションにあわせて春香さんが線を引き、そして、最後に一瞬でその線を切り落とします。

線を引くのも人間、切るのも人間。そう受け取りました。あなたはどうする?と。

えびP本人の単品の投コメはこのようなものでした。
その線って、ただの線ですよね。
難しいことじゃないですよ、きっと。
ですが、わたしはこの作品、ただただ、映像の美しさに見とれていました。テーマとか二の次で。

個人的な話になるのですが、暗めの背景に蛍光色で線が引かれる映像が好きなんです。だから、春香さんが赤い線を伸ばしていくショットがすごく鮮烈で、うっとりしました。綺麗だったんです。本当に。



「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night Dの感想

1日目D枠の感想です。P名、タグで検索して出てきた一番古い作品の年月、お題、あれば単品を記載していきます。

1日目C枠でおっさんホイホイというタグがあったりしましたが、わたし的にはそう古くもないかなー、という感じでした。が、D枠はガチで昭和枠でした。このヘン、たまたま昭和作品が揃ったのか、ある程度は運営やP同士の連絡があったのかはわかりませんが、うまい配置だと思いました。コメント楽が楽しそうでした。と言うか、この枠はコメントありが絶対楽しいと思います。

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night D


1C-1
オヤジオナP
08/07
お題:貴音 和


【カクテル単品】 昭 和 


昭和の守護天使オヤジオナP。お題が「和」とくればお題消化が「昭和」になるのは自明でしょう。宇宙からやってきた面妖美少女貴音が昭和の歴史に介入するのです。

オヤジオナPの作風は「丁寧な力技」と形容されることがあります。力技だけじゃないんですよね。まずセンスがいい。「和」と「貴音」でこういう発想がまず出てこないでしょう。(上の文章とムジュンしてるのは見逃してください)

仮に出てくるとしても飲み屋で「こんなネタ考えたんだけどさー」とかそんなもんかと。そう、頭に浮かんでもそれを作品としてつくり上げるまでの労力を考えるとゲンナリするようなものなのです。

それでもオヤジオナPはやっちゃうんだなあ。きちんと作品に仕上げてしまう。まさに「丁寧な力技」ニコマス界にて空前絶後です。みんな大好きオヤジ顔も健在。

スクリーンショットは貴音さんのエロ絵にしました。









コメント見てると一時停止がしんどいというものが結構あったのでカクテル6の感想書き終わったら全ネタのスクリーンショットを撮って、ネタが何なのかを書こうと思っていましたが、全ネタ解説がもうあったのでやめます。

1D-2
むーくP
08/05
お題:千早 星

まあ、むーくPなので次も昭和なのに特に驚きはないわけですよ。問題はどう昭和か、というところです。来ました。トラック野郎です。それも梶芽衣子版「一番星ブルース」 手ぬぐいにしか見えないタオルをかけた千早が素敵です。タイトルが出る時の嫌そうな背景のちーちゃんにも注目。前面のノリノリなちーちゃんとの対比が楽しいです。












 


ミンゴス、「一番星ブルース」歌ってくれないかな。似合いそうなんだけど。

1D-3
aramaxP
08/04
お題:真 旅

これまたど真ん中ストレート。真に山口百恵がぴったりとは想像してませんでした。これはすごい合わせ方。これから流行るかもしれない。特に2の真に合いますねえ。

動画のコメントについてふたつ。

山口百恵さんは「アイドル」でしたよ。「スター」って言いたくなる気持ちはわからなくはないのですけど。まあ、19歳でこれを歌えるのってすごいよなあ。

もうひとつ。はい。JRではなくて国鉄ですね。動画の列車にはJRと書いてありますけど。

スクリーンショットはこれ。山口百恵さんはこんな振り付けしてませんけど、なんとなくそれっぽくって。衣装も。








 



 


1D-4
ちゅいおP
09/11
お題:律子 今日

1Dラストは人形アニメが得意なちゅいおP。得意技で来ました。お題は「小泉今日子」でクリア。曲は「学園天国」でした。ただ、「学園天国」だとフィンガー5のイメージの方が強いんだよなあ。【昭和の日】ニコマス昭和メドレー2のコメントでも多かったけど。そうするとお題クリアできないんですけどね。

それにしても廊下でバケツ持ちって本当にあったんだろうか?








2011年9月29日木曜日

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night Cの感想

1日目C枠の感想です。P名、タグで検索して出てきた一番古い作品の年月、お題、あれば単品を記載していきます。

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night C

1C-1
hitonariP
08/02
お題:響 H

C枠トップは響。響もこの作品がカクテルデビューです。Pは上様で有名なhitonariP。デビュー一ヶ月後には上様だったと言う筋金入りのウエサマーです。さてどうなるか。

修造ネタでスタートでしたが、曲はTMRの「HOT LIMIT」でした。Hのお題クリア。浜辺のステージで水着の響が健康的に踊ります。このステージの響、水着とかアロハ似合うと思います。と言うか、好きです。ステージPVですが、時折入るイフェクトで視聴者を飽きさせません。楽しいPVでした。 










 

ちなみに、たわわとは、
たわ‐わ【×撓】
[形動][文][ナリ]実の重さなどで木の枝などがしなうさま。たわ。「枝も―に実る」
ですよ。豆知識でした。

1C-2
ぎみっくP
07/07
お題:美希 子

ぎみっくPもお題を曲タイトルでクリア。聖剣伝説2の「子午線の祀り」。作曲は菊田裕樹。いかにもなスクウェア曲ですね。踊ってるのはプリムなのかな?下にもプリムがいる感じですけど。アクセサリをうまく使った作品だと思いました。












 

1C-3
ハイドP
07/08
お題:春香 地球

曲はTMNの「Children of the New Century」 1987/11発売のアルバム「humansystem」の1曲目ですね。hitonariP作品と「TM」だけかぶりました。作品はレザードクィーンを着た春香さんのステージPV。丁寧で隙のない作りです。見所は長いイントロ部でしょうか。飽きさせない作りが見事です。スクリーンショットはかわいらしい春香さんのウィンクシーンにしました。












 


1C-4
VIeWP
07/08
お題:やよい 箱

【iM@S KAKU-tail Party 6】1C-4 箱増量版 やよい・千早・響 大事な宝箱


こちらも浜辺のステージですね。スローシンクロが気持ちいいです。衣装チェンジとかにあわせて右上の箱が開いたりしてお題クリア。提供のamazonに笑いました。お題の箱なんでしょうけど、アイマス関係ねー。
 





「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night Bの感想

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night B


1日目B枠の感想です。P名、タグで検索して出てきた一番古い作品の年月、お題、あれば単品を記載していきます。

1B-1
FenorlP
08/02
お題:亜美真美 数

双子素数を題材にした作品。11と41の番号を持つ亜美はどこかにいる片割れを探してさまよいます。しかし、この世界の人間は全員表情のない白いマスクをつけているため見つけることができません。1の数字を持つPらしき人物から+2というヒントをもらい真美を探し当てます。13と43の番号を持つ真美のマスクが割れて二人は再会するのです。

折角双子素数という題材を扱うのならば真美以外にも素数の番号を持つ人がいてもよかったかなー、と思いました。Pを含め、全員素数以外の数字なので+2というヒントがちょっとボケたかな、と。

 










そんな些細なことはともかく、落ち着いたトーンの美しい手描き作品でした。

1B-2
はしP
10/04
お題:雪歩 Card

Cardということで直球ストレート、カードキャプターさくらのOP、坂本真綾のプラチナでした。無印の雪歩を使ったとても可愛らしいPV。コミュも上手く使っていて雪歩の愛らしさがよく表現できていたと思いました。プラチナ、すごい好きな曲なんですよね。On Air Eastの真綾1stライブを思い出します。














1B-3
アシスP
09/02(ニコマス限定)
お題:貴音 似

【iM@S KAKU-tail Party 6】貴音似 ノーザンクロス

アイマス2になって貴音、響の二人が765プロ所属となり、カクテルにも貴音、響が正式にお題キャラクターとして採用されました。

まったくのわたくしごとなのですが、2の貴音動画を見ていてすっかり貴音ファンになってしまいました。どこが、と問われると身も蓋もないのですが、容姿です。まずはダンス映えする長身と長い手脚。スタイルも抜群。それと瞳ですね。アイマスのキャラってみんな瞳が丸いというか縦長なんですよね。おそらく一番横長だったのが千早でしょうけれど、彼女の瞳も横長というほど横長ではありません。見てみましょう。

如月千早さん





四条貴音さん













一番の決め手は貴音がどこかディアナ様に似てるからだとは思いますけど。

さて、そんな貴音さんの栄えあるカクテルデビュー作です。貴音をプロデュースするのはアシスP!ってホメ春香のアシスP ('A`) どっこいここはカクテル、ネタと見せかけガチで攻めるのはよくあること。期待を胸に作品を見始めました。おお、宇宙をバックにしたMMDの貴音さん。曲はノーザンクロス。どことなくシェリルと貴音は髪型も似てるじゃないですか。これは行ける!














まあ、3秒後にはこんなのでしたけど。












 


あまつさえこれ。カツラ飛ばせばいいってもんじゃねーぞ。












 


そして最後。












 

やかましい!!

散々な貴音のカクテルデビューでしたが、ここまで突き抜けているとやっぱり楽しいもんです。何だかんだで単品も結構見返してるんだ。

1B-4
紫苑P
10/10
お題:真 遠

曲は機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争のED「遠い記憶」映像もポケ戦に合わせたように真たちの日常を切り取ったもの。(ポケ戦のEDは一年戦争時の子供たちの日常のスナップショット。特にアル(ポケ戦の主人公である少年)の身の回りのものではないところは違う)












 


曲だけでだめでした。イントロがかかった瞬間にポケ戦の思い出がフラッシュバックしてきてまともに見られませんでした。

というわけでこっからはポケ戦の思い出。

初の富野さん以外が監督するということで話題になったポケ戦。富野ファンのわたしは「やっぱり富野じゃないとねえ」などと言いながら見ていました。5巻までは。そして、6巻を見終わった後、一生心に残る作品になりました。残りすぎて二度と見返すことができませんでした。見るのが怖くて。

それから10年後、深夜アニメを見ていたらこのCMを見てしまったのです。「遠い記憶」をBGMに、大人になったアルがナレーションするCMを。見た瞬間に嗚咽したことをよく覚えています。

さらに何年かして、ようやくあらためてポケ戦をきちんと見なおすことができました。やっぱり辛かったけれどいい作品だと思います。

こんなわけでちゃんとした感想文書けません。ごめんなさい。紫苑P。

2011年9月28日水曜日

「iM@S KAKU-tail Party 6」 1st night OPとAの感想

iM@S KAKU-tail Party 6無事終了しました。とても楽しかったです。気に入った作品も一杯ありました。

「このうち20選に何本入れようかなー」とピックアップしていったらカクテル6だけで20本超えたのでとりあえず感想文を書こうと思います。ピックアップした分だけってのももったいないので折角だし全部書いちゃおうと。

わたしは何につけてもあまり感度のいい人間ではなく、カクテルで知ったPがものすごく多いです。今回も素敵な出会い、再会がありました。

ついでにP名をタグで検索して一番古い作品の日付も載っけておこうかと思います。P名の下に一番古い作品の年月を記述します。単にInfomationを調べるのが面倒なだけなんですけどね。感想文を書いた時点で単品が上がっているものはそちらのリンクも掲載します。

というわけで感想文のはじまりです。

Opening

えにこP
09/12

ねんぷち動画でおなじみのえにこPの作品。いつもながらの躍動感でお祭りの火蓋を切ります。常々思うのですが本当に手間暇かかってるんだろうなあ。













1st night A

1A-1
カブキンP
07/05
お題:律子 血

しょっぱなからネタスタート。それでもなんとなく「ああ、カクテルっぽいなあ」と思わせる始まり方でした。しかし、いきなりの自作背景。曲はきゅんパイアというわけで地下墓地です。このヘンの作りこみはさすが。カクテル開幕が律子というのもファンとしてはうれしいかぎり。

 









テロップネタも楽しかったですけど、律子、貴音、伊織の絶対領域が黒い背景によく映えてました。ああ、白い肌って素敵。











1A-2
a-eruP
07/07
お題:あずさ 剣

【KAKU-tail Party 6】アイドルマスター2 あずさ 「剣の舞」(榊原ゆい)

ベテラン、吸血鬼コンボです。カクテルはいつもそうですけど、今回は特に作品の並べ方への編集にこだわりを感じました。お題とキャラはランダムですけど、「カクテル」という作品はかなりコントロールされてるなあ、と感じる次第です。

作品の方は伊織に惹かれながらも命を狙うあずさと言ったところでしょうか。妖しい雰囲気が素敵な作品です。











一瞬見えるあずささんの牙が素敵ですね。ダンピールなのでしょうか。色々視聴者に想像をまかせる作品だと思いました。










1A-3
ベタ塗りP
09/06
お題:伊織 混

【KAKU-tail6】You ウサギになっちゃいなYo!【ラビットパニック】

一転して手書きとダンスのかわいらしい作品。テレビの中のダンスもとても愛らしかったです。こういう作品って感想書きにくいですね。ほんわかした気分になれました。色々な作品が楽しめる、大昔の漫画雑誌のようなお祭りだと思います。カクテルって。













1A-4
FRISKP
10/02(ニコマス作品限定)
お題:千早 字

アイドルマスター 「LET'S ESCAPE TOGETHER」

数日に渡って行われるiM@S KAKU-tail Partyではその日毎にAからはじまる枠があります。そのトップバッターを飾るA枠には大抵王道作品が収められるので「安心のA枠」と呼ばれることがあります。そのトリを飾るのは昨年、2010年から精力的にニコマス作品を発表しているFRISKP。センスあふれるおしゃれなPVはカクテルでも健在でした。千早のカラーと言えば青ですが、その青を引き立たせる色(色じゃないですけど)は白。千早らしいカラーで初日最初の枠を綺麗に〆てくれました。構成はシンプルなんですけど、画面のデザインが素晴らしいですね。下のスクリーンショットは壁紙にしたくなるような構図ですが、1枚絵だとFRISKP作品の魅力は伝わらないだろうなあ。

2011年9月4日日曜日

トカチPは何でもできるなあ。Princess Primp! 水瀬伊織の感想

 該当動画のコメントとかにもあんまりなかったので書いてみる。

トカチP

 トカチPはβ時代からのニコマス作者で有名だけどアニメMADを作ったことはなかったように思う。別の名前でやってたのかもしれないけど。

 この作品、アニメMADではよくある「歌詞合わせ」MADなんですよね。そして、べらぼうに上手い。あまりに自然だから気がつかないだけかもなんだけど。

 歌詞は各々調べていただくとして歌声が入る冒頭の「迎えにきてよと」とか、伊織の目が星になってる時の「輝いて」とかのタイミングはドンピシャ。

 他のシーンも歌詞に合わせて上手にシーンを選択してると思います。「Tears」の玉ねぎ剥きもよかったし、その後の「一粒ずつ」以降のシーン選択はよくこれだけ文言とは違うけど歌詞と合ったものを集めたなあ、とため息が出ました。

 ただし、「歌詞合わせ」なのはサビ前まで。

 作品の構成としてはSMOKY THRILLのダンスシーンを華やかなものに見せることがメインだと思います。冒頭で暗示してますしね。

 序盤に「歌詞合わせ」とそれに合わせて伊織の素敵な表情を一杯見せてくれて、そしてSMOKY THRILLのダンスシーンですよ。1分29秒の作品で50秒にわたって可愛らしい伊織を見せつけられます。もともとの伊織ファンじゃなくても作中で恋をしちゃうじゃないですか。その彼女が、あれだけ弾けるという開放感。

 あまりにも自明な話で誰も書かなかっただけとかも、と思いつつこの項おしまい。