2013年7月22日月曜日

雪歩 『マメシバ』 PVの感想

7分近い作品。見ても見ても飽きない。昔なつかしアイドルとPというテーマ。そういうストーリー系PV。そしてわたしがまーやで一番好きなマメシバのPV。

雪歩 『マメシバ』 PV
あとりえP


どこから書けばいいんだろう。まずは動画からにしたいと思う。

あとりえP+まーやだと傑作「アイドルマスター 真美 『ボクらの歴史』 PV」がある。こちらは歌詞合わせMADになっているけれど、マメシバはそうでもない。だけど、合わせているところもある。

今作はコミュ、G4Uがメインだけれど、あとりえPのダンスPVのうまさがあってこその作品になっていると思う。紙芝居にはならない。1:52あたりからの「走ってゆける」にダンスのこのカットを挟めるのはやはりダンスPVPならではと唸らされた。





 








随所随所に挟まるダンスが心地よいためストーリーPVとしては長い作品なのに飽きることはない。

つぎにこの「マメシバ」という曲について語りたい。

菅野さんらしいとえばらしいのだけど、音が過剰というくらい音が重なる楽曲になっている。そして、構成もかわっている。大サビがバックバンドメインでそれにまーやの歌というより声が音となって重なる構成になっている。原曲が6分のうち2分以上がこの大サビなのだ。実に三分の一以上。事実上、コーラスがあるインストみたいな構成になっている。

これに合わせるのは難しかろうと思うのだが、あとりえPは軽やかに、実に軽やかに雪歩を合わせてくる。作品として重くしてもいいとは思うのだけど、信頼する、愛するPが帰ってくる思いを軽やかに、爽やかに演出している。

この曲のラストはドラムが本当に素晴らしい。まーやの1stライブでは魂が抜けるくらい感動した。だからリズムの方にあわせてもっと速くカットを切り替える手法もあとりえPならできたと思う。だけど、それでは雪歩じゃないという主張を感じた。リズムよりまーやの声に合わせる方を。

そしてさわやかなままエンディングロールが始まる。そこでああ、やっぱりと思うのだ。

whoPはまだ生きている。この作品の中で。

これは素敵なことだと思う。あとりえPも巨人の肩の上で作品を作っているのだと。素敵なことだと、わたしは思うのだ。

いつの日かあとりえPの素敵な作品の肩の上で作品を作るPを夢見てしまうのだ。

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